選び抜いた天然石で意思・意志・遺志を込めたジュエリーを制作
天然石でご縁を結ぶ いし結い師よりこです。
天然石の魅力のひとつに見る人の心に訴えかけるビジュアルがあります。それは息を呑むような圧倒的な美しさであったり素朴な温かみであったり、数多ある天然石の数だけ多様な表情を魅せてくれます。
さらに、メッセージ性。ひとつひとつの天然石は託された願いを秘めています。ふと手にした天然石の願いの中に、隠された自分の願望を見てはドキッとしたり、気持ち穏やかに受けとめられたり時として心奮い立たたせられたりするものです。
そして私が考える天然石の魅力はそれらを肌で感じられる『存在感』にあります。
意識して考えたり想わずとも、側に寄り添う天然石を感じるだけでなんだか安心できる…。
ただ側にある、それこそが天然石がもたらす1番の癒し効果ではないかと。
クリスタル(水晶)は日本人にとってもっともポピュラーな天然石です。その名の由来は『透きとおる氷』を意味する”クリスタロス”。心を映す鏡ともなる氷の精が宿るとされました。
それゆえにクリスタルは、古代より天とつながる儀礼に用いられたり、祈りの対象として信仰されてきました。
時に命に関わる干渉を受けながらも、人は自分たちを生かす自然・環境そのものを尊重し心を託す存在としてきたクリスタル。
きっと自然への畏怖の念や恩恵の気持ちを託す、象徴的存在だったんでしょう。
『今』求めるものを天に届ける、それだけで人は状況を受け止め希望を見出してきたのでしょうね。