天然石でご縁を結ぶ いし結い師 よりこです。
ブラックカラーのストーンといえばオニキス(黒瑪瑙)が代表的ですが、今回ご紹介したいストーンはオニキスの艶感とは対照的なマットな質感のマスターシャーマナイトです。
その名の通りシャーマン(巫女・祈祷師)にゆかりのあるストーン。
正直、華やかさはありません。
あるのは静けさ、ふとした瞬間にいつも眼差しを向けられているような存在感。
カルサイトという非常にデリケートな成分で構成され、よくよく見るとグレーやブラウンの粒々が表面上に見てとれます。
その微粒子が自身の持つ様々な側面に目を向けることをうながします。
いかなる部分も自分なんだと。
シャーマナイトのブラックカラーはそのひっそりとした姿を存在として気づかせることで、時として汚れのように傷や欠陥のように思えるものも、自分を感じるための一つの側面なんだと示してくれます。
浮かび上がるブラックカラーこそが穢れを祓う聖なる水。
大切な人を純粋な魂へと導きたいと願う人の元へやってきます。
心を、魂を無邪気な姿へ洗う。
誰よりも大切な人の心を信じる人の元へと。
シャーマナイトと共に一緒におつなぎしたのは、同じく心へと眼差しを向けられたラリマーとヒーラーズゴールド。