• 選び抜いた天然石で意思・意志・遺志を込めたジュエリーを制作

人が生きる上で家をもち、暖をとり、命つなぐ火を保つため。

木材は変えがたい資源でした。

 

今でこそコンクリートや鉄、ガスなど。人工的に代替えできていますが。

果たして今まで生命を支えてきてくれた自然、木々に対して感謝できていたか?というとあたしは『はい』とは言えません。

 

お詣りに行くと、存在感あるご神木にジーンとします。

 

奈良県大神神社。

神聖な場所って、よく『空気が変わる』って言うけれど。

 

ほんまにそう!

本当に鳥居をくぐった瞬間から、まっさらな絹衣をかけられたかのような感覚がありまして。

存在感たるや素晴らしい!

本殿のそばに控える、ご神木。

美輪山の大物主大神の化身、白蛇がすむことから巳の神杉と呼ばれています。

さすが蛇神様。お供えにはたくさんの生卵さんが並んでました。

 

手水もその謂れになぞりしなやかな蛇さん。

なんでしょうね?

すごくたおやかさを感じた手水。

 

 

大神神社境内にはいくつもの神社がありますが、本殿と同じく参拝の方が多くおられたのは、狭井神社(サイジンジャ)。

万病に効くといわれるご神水が薬井戸より湧き出ています。

皆さん、お薬を飲むときにその神水を飲んでおられるようですが、あたしは自分自身の浄化にと飲ませて頂きました(内なる煩悩と戦わねばならん!その一心ですね・笑)

 

そして眺望美しかったのは、久延彦神社(クエヒコジンジャ)。

天下のことごとくを知る、知恵の神様がおられる神社ともあって、合格祈願の絵馬がたくさん!

 

 

今回の奈良、大神神社本殿に至るまでの道とこの神社が、正直あたしは心地よかったです。

 

叶えたい想いがあるのかな?

頂いた御朱印もそれぞれ美しくって。

御朱印頂くと、当たり前ですけど閉じられたままで返されるので

描いてもらった側としてはどんな文字と巡り会えるのかドキドキ。

なんで開いたままで返してくれへんのかな?って思うけど(だって見たいし・笑)

 

久延彦神社の御朱印を描いて下さった方にはお伝えせずにはいられませんでした。

「美しさをありがとうございます」と。

お参りした日は前日の天気予報から雨。

雨の中参拝するつもりでいたあたしでしたが、降るか降らないか?な曇り空の中、美輪山の神様が味方してくれていたのかも?

 

 

 

帰り道。最寄りの美輪駅に近づくほどに雨の気配が。

 

神様が待っていてくれていた気がしました。

 

一本の木が成長するまで、長い年月を要します。

あたしたちが神を感じる場所、神社においても。その場を作る

木々ははるか以前の人々の手があってこそ。

つまり今あるものは多くの生命が伝えられ在るということ。

 

神に祈るとは、

今につながる生命全てを感じ感謝することなのでは?そう実感したひと時でした。

 

ちなみに、せっかくなので三輪そうめんを頂きたいと思ったら。

しっかりお詣りしすぎてタイムアップ!

 

駅近の精肉店で三輪そうめんの衣で揚げたコロッケ!思わず買っちゃった💓

 

 


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