倉敷でぜひ行きたかった神社、阿智神社。
天照大神と素戔嗚尊が交わした誓いから生まれたとされる宗像三女神を祀っている神社です。
神社巡りでいつも注目しているのは、鳥居の立ち姿や神社内の意匠。
鳥居をくぐると早速ありました!
よくよく見るとうさぎさんが!
おおーっと感心しながら振り返ると内側にもうさぎさんが。
こう行った仕事ぶりにホント感動するんですけども。
境内の中には古代庭園とも呼ばれる磐境(いわさか)、鶴亀の石組みが。
こちらなんか亀さん感がわかりやすいですね!
兎にも角にも、境内をひとしきりほうほうと感心しながら写真撮りまくっておったわけです。
今回の岡山・倉敷旅は母のリフレッシュ含めた、倉敷在住の友人Aさんとの10年ぶりの再会が目的。
あたし:「(Aさんと会う以外で)なんかしたいこと、行きたいとこあるん?」に
母:「これ以上なんて申し訳ない」と。
まず母の中で、Aさんに会えること。
そして娘と一緒であること以上に求めるものはないと言い張ります。
せっかくなのでもっとわがまま言ってくれたら良いのにと思う反面、それだけ楽しみにしていたAさんとの時間が最優先だと。
そんなこんなで、二人の時間を邪魔したくなく。
あたし:あたしはあたしで好きなところに行かせてもらうから気にせんと過ごしてね!
そう行ってAさんへのいかなご(春の神戸の名産品)だけ託して丸1日別行動にしました。
正直、一言挨拶だけでもすべきか迷いつつ。
でもそれ以上に二人で過ごしてもらうことの方が大切な気がして
夕方ホテルで母と合流しようと自分の想いの赴くままに名所巡りに専念してたんです。
夕方近くなり倉敷エリアに入ったあたし。
衝撃の瞬間がやってきます!
全身全霊でニヤニヤしながら阿智神社の風景を一心不乱に撮ってたら。
遠くから聞き覚えのある声が。
「あら〜!よりちゃーん」
ゆっくり振り向くと手を振り振りする母と、
初めてお会いするAさんが‥‥。
どうやら母はあたしが是非とも行きたいと言っていた神社なので、もし行けてなかったら可哀想やから写真だけでも撮ろうと立ち寄った模様。
そんな中、決して外せないと倉敷入りしたら真っ先に立ち寄っていたあたしがおりまして。
アクロバティックにスマフォを構えていたあたし。
必死感、甚だしく。
自分でも自覚してるほど、神社やお城(実はお城も大好きです💓)を撮ってる時は周りが引くくらいハイテンション。
そんなあたしが、Aさんとまさかのこのタイミングで遭遇。
スローモーションか?と思うくらいゆっくりと。
「母がお世話になってます」を口にするのが精一杯。
ああ、願わくば違うシチュエーションで出逢いたかった‥‥。
Aさんと話してる母の姿は本当に楽しそうで、
二人で回ったお店の話や一緒に選んだ買い物を見せようとする姿にほんわか。
改めてよかったなあと。
翌日行った吉備津神社。
紅梅が美しかったです。
鬼さんの、願い叶える『かなえボー』
時間を一緒に過ごして、お互いに想いを叶えるようにしてゆきたいな。