選び抜いた天然石で意思・意志・遺志を込めたジュエリーを制作
天然石でご縁を結ぶ いし結い師よりこです。
神社巡りの楽しみは、社殿の建築様式やその場が創り出す空気感、
そしてその神社ごとに面構えが異なる狛犬と出逢うこと。
狛犬は神と現世を繋ぐ神の使い、神使としてされますが
あなたはその神使に個性的な動物たちがいることをご存知でしょうか?
蛇や馬、牛、猪、兎など数多にありますが、
実際その立ち姿に魅了されたのが静岡県浜松市舞阪にある春日神社の神使でした。
旧東海道の入口に社殿を構える春日神社はその名の通り、奈良の春日大社に由来します。
鳥居をくぐってその土地の神の場所に入ると、いつも空気感がそれぞれ変わって感じます。
吹く風に揺れる葉音、あたたかい日差しに包まれてとにかく心地よくって。
さらに歩みを進めると、緑に包まれた社殿の両脇に美しい神使いがおられました。
しなやかなフォルムに息をのむ。
首を垂れる狛鹿と天を仰ぐ狛鹿。
対なす狛鹿の意味なすものは何なんでしょうか?
拝殿の奥に温かいものを感じてそちらの方へと進むと、朱が目に飛び込んできます。
石垣の上の赤い塀と、垣の中にはこれまた赤い春日造の本殿が!
まさに狛鹿に導かれた朱の本殿との出逢い。
神様との巡り逢えた瞬間のようでした。