選び抜いた天然石で意思・意志・遺志を込めたジュエリーを制作
天然石でご縁を結ぶ いし結い師よりこです。
静岡県浜松市弁天島へ行ってきました☺️
目的は浜名湖に浮かぶ朱い鳥居✨、弁天島のシンボルタワーです。
昼過ぎに弁天島へ到着!
逆光で鳥居の朱がうまく映りませんでしたが、
とめどなく続く波の音。
重なる陽の光の粒。
それらに包まれた鳥居はなんとも神秘的!
芸術の神弁天さまのパワーを浴びているようでした。
さて、弁天島がある舞阪は浜名湖の東岸にあった宿場。
浮世絵師歌川広重の東海道五拾三次にも描かれており、旧東海道松並木も残っています。その東海道沿いには宿場だけでなく神社もあったんです。
正直、朱の鳥居さえ見れたらいいやとノープランで訪れていたもので、たまたま手にした観光マップで見つけた神社。
東海道沿いに緑生茂る一角があり、
観光マップからの印象をはるかに超える立ち姿…(←失礼甚だしい話や…💦)
神社の敷地?は小高い丘のようになっており、
入口から上へ上へと幾重にも鳥居が重なり石段も続き、その脇に歩道が並んでいました。
土地柄的に海にまつわる神さまを祀っているのかな?
というのも、手水舎が変わってて。(手水舎は1番目の鳥居を越えるとすぐにありました)
ここ最近コロナ禍もあって、神社によっては手水舎の水が止められているのが多い傾向に感じていたのですが、
しかも石彫の龍神さまっ✨!
思わずバックスタイルも激写!
龍神さまの身体を包む水の渦がぐるりんぱしております☺️
ところであなたは古事記の『因幡の白兎』をご存知でしょうか?
心ない人に意地悪されて傷が悪化してしまった兎を助けた青年が、美しい姫に選ばれるってお話なんですけども、この岐佐神社はその続編のお話と縁深いんです。
美しい姫に選ばれた青年(大国主命)は、その後、その恋に嫉妬した兄弟から(実はお兄ちゃん達は姫を狙っていた)嫌がらせを受けて亡くなってしまうんです。それも真っ赤に焼けた熱々な石をぶつけられ大火傷を負って…。
この時青年の命を救ったのが、岐佐神社の祭神。
二神で貝殻を割って作った液体を命に塗ると、すっかり火傷が直り生き返ったとされてるんです!
境内に祀られているのは青年に火傷を負わせた石。
この石が?と思いを馳せつついると感慨深いものです。
神社には御神木がつきもの✨岐佐神社の御神木は拝殿すぐ横におられます。
本当に立派です!!
見上げると拝殿の屋根に獅子発見(=´∀`)人(´∀`=)
のびゆく木とともに獅子が天へと突き抜けるよう。
御神木からしっかりパワーもいただき、記念すべき舞阪での神社ツアー1社目となりました✨