• 選び抜いた天然石で意思・意志・遺志を込めたジュエリーを制作

5月17日は東京・神戸・横浜で開催されている宝飾展示展の神戸展示場に行って参りましたっ!

 

煌めくストーンの深い表情をあじわい、魂のたしなみ方をお伝えしています、ストーンコンシェルジュよりこです。

 

西日本最大580社出展ということで、あらかじめおさえるべきブースをチェックしていたものの蓋をあけると全然違うルートをたどるあたし(笑)

 

展示会って狙ってるストーンを確実に仕入れるためには、本当に効率がいいんですよね。

だって日本全国、勿論海外からも宝飾に関わるあらゆる業者さんが来られているので、

普段出逢いたくても出逢えない、そんなストーンを持ってる方々と直に交渉できるのは有り難いものです。

今回は海外と仙台、長野、東京、神戸の新たなご縁を頂きました。

 

で、よりこはどしてたんか?って言いますと。

リクエスト頂いてるストーンと、オーダー頂いてる方のお名前メモを持ちつつの会場ぐるり。

 

展示会後のアポもあったのでさっさとしいよ!って自らに思いつつの。

しかーし、なぜか彫物ゾーンにイン(笑)

普段見てる彫物と違ったのでインドご出身の方かな?と思いつつお話ししてましたら、

ネパールご出身の方でした。

 

あたしが基本扱っているのは中国からのルートなので、

彫の癖が違うというか、

そもそものモチーフが違うな!って思ってついつい長居してしまったんですよね。

 

ネパールでは代々職人の家系があってその彫りやマインドを守っておられるとか。

聞いててすっごい日本人的なこだわり感じちゃいました。

職人気質というのか、血筋でその役割を果たすっていうのか‥‥。

ネパールに生きる人々を支えた信仰。

その心つながる宗教建築しかり、

古代より魂の歴史によって裏付けられた彫物文化。

 

信仰する対象への想いの深さが緻密さとなって現れる

どれだけの想いや願いがこんなにも神を現すことに没頭したのか。

 

そんなひと彫りにかける想いに心はせると、

もうもう!スンバラシイ〜っ‼ってなったんですけどね!

 

 

あまりに『もの』がでかすぎて、勿論お値段も素敵すぎて(笑)

今回は断念!(T ^ T)

 

 

 

そこからの彫石で、我が家に新たな護り神さんをお迎えしました。

『龍亀(ロングイ)』さんです。

お顔が龍さんで身体が亀さんの吉祥のモチーフ。

透明度が絶品なアメジストさん 😆 うふ💕

 

 

ギュンッとあたしの心を射止めたのはなんぞやと言いますと、

この透明感でもなく‥‥。

 

歯がギシギシしてるとこでした(笑)

めちゃ食いしばってるやん、って思って‥‥(笑)

ぎぎぎ〜‼ (食いしばってる音風)

しかもね、見てみてっ!

このお腹んとこ!

チョー亀っぽいの!(亀さんなんやから当たり前ですけど)

わかります?(笑)

センターに筋が走ってます‥‥。

 

この、隆起してるお腹んとこのポコリン部分、

なぞるだけでテンションが上がる〜っ!(笑)

 

 

 

ほんっとダメなんです〜‼

こういう芸の細かいことされると。

 

ふう〜。 😉 

 

龍亀(ロングイ)さんとは‥‥。

亀さんがコツコツと歩みを進めてくれるので確実に利を生み、

その積み重ねが形となって、最後には『龍』となるべく上昇気流へと導く、

とされます。

 

ざっくりいうと間違いない財をサポートしてくれる、しっかり者の金庫番といったところかな?

 

ネパールの方とも言ってたんですけど、

やはり言われや伝承を引き継いでゆく、

その文化保持やそれを体現できる技術力ってそんじょそこらじゃないよね、ってことです。

 

たくさんの工房が素材の枯渇、職人の減少が問題化してるとか。

 

 

 

そんな中、何を持って維持していくのかは課題です。

 

 

だからこそストーンとしての希少性もさることながら、彫物に惹かれてしまう自分を再認識。

きっと感じてるんだ。

 

この想いが心地いいって。

この想いと繋がるって。

 

 

あなたの感覚で、美しいとか、心地いいとか感じたもの。

 

それって実はあなたの心が大切にしてる部分。

 

あなたにとっての直感が示すものはなんですか?


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