厳しい自然に身を置かれ、ただただ大地の息遣いと向き合うチベットの人々。
そんな人々が大切に引き継いできた想い。
その願いに近い想いを文様化し瑪瑙にほどこしたものこそ、天珠(てんじゅ)。
大いなる大地への感謝や畏怖の念をシンプルなカタチであらわし、その願いこめられたストーンを身につけることで人々は生命のお護りとしたそうです。
具体的にどのような文様があるかといいますと。
浄化や願望開花を象徴する、蓮や。
大地への感謝の山水文様。
そして天の眼を象徴する丸の数で異なる願いが宿る、天珠のルーツの文様……。
時代を経ても変わることなく愛される天珠は、やはり人としての心は不変の愛や夢を持っていることを示してくれているようです。
そんな天珠の文様であたしが初めて手にした天珠が三眼天珠。
三つの眼は過去・現在・未来を見通し、あなたを加護する。だからこそ、あなたらしく迷わず生きて行ける、そんな願いが込められています。
愛すべきあなたを天から見つめているよ、そんなあたたかさを感じる天珠なんです。
それは永く生命をつむいできた人と自然のメッセージが《今》のあたしに繋がるから。
人の根本的な心は変わらない。
心のふるえを感じるふところの深さが天珠にはあるんです。